染井吉野桜発祥の地「駒込」
☆花が葉より先に咲く「エドヒガン桜」と大きく整った花形を持った「オオシマ桜」との一代交配の雑種で、
江戸時代、この地の植木職人によって育成されてきた。
☆この桜は、挿し木で簡単に増やせ、成長も早く、華やかな為、明治以降、全国的に普及した。
☆但し、成長が早い為、老化も早く、寿命が短い(約60年)のが難点。
☆排気ガス等の環境悪化・病虫害に弱い欠点がある。
近年、温暖化の影響で、天狗の巣病やキノコ類の寄生で枯渇している。
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染井之植木屋
・・・(絵本江戸桜)北尾雅美画「1803(享和3)年」
”花屋の伊兵衛といふ、つつじを植しおびたたし、花のころ八貴賎群集す、
其外千草万木かずをつくすとなし、 江都第一の植木屋なり、
上々方の御庭木鉢植など、大かた此ところよりささぐること毎日々々なり”
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染井稲荷神社
@ずっと昔からあった染井村(350年前にその名を刻んだ石碑がある)
A建てられたのは300年以上も前(関東大震災や戦災 にも拝殿・本殿は燃えなかった:火防の神様)
Bご神体は2体(保食命と320年前に御霊入された十一面観音の石像が安置されている)
C珍しい大切な宝物(葵の御紋入りの瓶子一対や、奉納舞に使れた古い締太鼓と胴長鼓が保存されている。
貴重な「カンシンの 股くぐり」の額も)
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染井小学校
この地の発掘調査で旧石器時代(2万年前)の石器が発見された。
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